二紀展とか

クリエート浜松に二紀展を見に行く、

全国規模の公募展の浜松巡回。

参考作品にムサビの遠藤彰子先生の作品があってびっくり、

こんなところで実物に会えるとは。

 

展示作品を観て、誰もが思うことだろうけど、

どの作品も、とにかくでかい。

最近の公募展は似たような傾向なのかな、

ほとんどは、200号クラスの作品。

確かに、大きさで得られる表現って存在して、

ギャラリーに展示されたときの迫力含めて、

大きければ、それだけで解決してしまう問題もある。

最近の若い人は平面作品よりも、

インスタレーション的な表現に向かう傾向にあって、

絵の大きさって、それに対する対抗的な感じがしなくもない。

 

でもな、作品を観てると、

本当にこの作品は、この大きさが必要なのかな、って思うものもある、結構ある。

というか、小作品を描ける人なのだろうか、って疑いもつい持ってしまう。

昔の巨匠なんかは、宗教的な壁画みたいな作品以外では、

それほど作品は大きくないしさ、

大きさって必要なのかな?

まあ、自分でも大きな作品を描いてみたいとも思うけど、

物理的に運搬方法にも困るし、

とりあえず、50号程度の作品をじっくり描くのがいいのかなって、

最近は思うけどな。

それで人に印象付ける作品にしたいと思うけど、

難しいんだろうかな。