絵を褒める

個展を開いたり、

いろんな展覧会に出品したりがあって、

最近、絵を通しての知り合いが随分と増えて、

これはこれでありがたい。

会社勤めをしていた時には、

いなかったタイプの方々との

付き合いもあって面白かったりして。

 

自分の絵がどこかに展示されてたりすると、

わざわざ観に来てくれたり、

それもあって、

自分も、いろんな人の展覧会を観に行くようになった。

 

で、つくづく思うのは、

自分は、人の絵を褒めるのが苦手だ。

でもこれは、絵に限らずなんだけど、

服装とか、持ち物とか、趣味とか、

素晴らしいなぁと思うことは多々あっても、

その感想を咄嗟に言葉で表現できない。

要は、コミュニケーション能力不足なだけなんだけど、

なんか、ありきたりの言葉しか出なくて、

もっと、すぐに的を得た褒め言葉が出るといいのだけどさ。

 

褒め上手、って言うのか、

こういうの、とってもうまい人って居て、

ごく平易な言葉で、穏やかに、

あったかい気持ちにさせてくれる感想を言ってくれて、

つくづく、その発言こそ素晴らしいと思ってしまうのだけど、

自分では表現もできないし、

まあ、簡単に身につくものでもないよな。

言葉以前に、

人生経験とか、

足りないんだろう。