展覧会メモ

最近観た展覧会をメモしておこう。

 

最初は、「展覧会 岡本太郎」、

10月28日に東京都美術館で鑑賞。

岡本太郎というと「太陽の塔」や「明日の神話」が思い浮かぶけど、

でも作品以上に、人としての印象が強いのも事実、

どうしてもタレント作品的な注目になってしまうのは残念だけど、

絵画や立体作品とか、幅広く展示されていて、見応えあり。

まあ、国内評価の人なんで、何とも言えないけど、

絵画は、どれも同じな金太郎飴的、

立体作品は面白いかも、って感じなのかな。

ただ、絵画作品に使われている赤が特に綺麗で、

これは太郎さんならでは、なのかもしれないな。

 

続いて、国立西洋美術館で、

ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」

10月28日に鑑賞

大好きなピカソに関連する展覧会。

海外の美術館が改修等を行う際に、

そのコレクションをまとめて展示する企画展はよくあること。

展示作品は、ピカソ以外にも、

クレーやマチスジャコメッティまで幅広くて、

ピカソ作品も、実物を初めて観るものが多くて、

興味深いのだけれど、

印象に残るものはあまり多くなかったかもな。

 

 

最後は、箱根のポーラ美術館で、

ピカソ 青の時代を超えて」

12月1日に鑑賞。

好きな画家は圧倒的にピカソなのだけど、

その中でも青の時代の作品は、特に興味があって、

ポーラ美術館が持っている「海辺の母子像」や

ひろしま美術館の「酒場の二人の女」などは、

以前にも何回か観ているのだけど、

また、一度に見る機会があるってことで、箱根まで。

青の時代の作品って、数が少ないし、日本で見られるのは貴重、

で、やっぱり良かった。

大きな作品では無いのだけれど、

この時代のピカソの苦悩であったり、

表現の模索であったり、感じるものはあるよね。

そのほかにも何点か、同時代の作品も見れたし、

初期作品から、キュビズム、晩年の作品まで、

網羅的に作品を見ることもできて、満足です。

 

どの美術館もそうなんだんけど、

自分は、大学生だから、学生料金で入れるんだけど、

ムサビには、さらに美術館割引があってお得。

でもそれも3月までなのは惜しいなぁ。