ムサビ通信卒業しました

昨日はムサビの卒業式で、

通学生と一緒の式典参加、

ミラーボールや紙吹雪とか、凝った演出は、さすが美大でしょうか。

造形学部油絵学科を卒業した自分には、

造形の学士がもらえたんだけど、

これが2つ目の学士だけど、

何かの役に立つ日が来るといいな。

 

ムサビ通信の卒業率は5%程度とか、どこかで見たことあるけど、

自分の感触では、そこまで低くはないだろう。

でも、ここに来るまでに、

スクーリングでお会いしてた方々で、

いなくなってしまった人は多いし、

働きながら、家庭を持ちながら、

学びのモチベーションを維持して、

課題をこなしていくには、並々ならぬ意志が必要で、

それは、通学生の比ではないでしょう。

それ故の、通信を卒業出来た価値と思うよ。

問題も多いムサビ通信だけど、

取り組んでる人の意識に助けられているんだろうな、

感慨深さは感じる。

 

で、自分のことを振り返ると、

何とか卒業まで辿り着けた理由はただ一つで、

奥さんがどんな時でも応援してくれていたことに尽きるかな。

感謝しないといけないです。

実は、自分が絵を描いているのは、

上手な絵を描くと奥さんが褒めてくれるから、

っていうのが一番の理由で、

それが無くなったら、もう描けないかもしれない。

特にコロナ禍故の2年間の休学期間があったものだから、

モチベーションを元に戻して、

復学、卒業まで辿り着けたのは、

自分の意志だけでは、到底無理だったなと思う。

 

さて、

大切なのはこれから、

美大を卒業したからって、何かが変わるわけでもない、

全ての取り掛かりは自らってことだ。

意識としては、ここからいよいよの作家活動が始まる、ってこと。

今、自分の部屋には、80号が2枚と50号が1枚の

3枚の真っ白なキャンバスが、イーゼルにセットしてある。

これは、もちろん、近々開催するつもりの

個展に向けての作品の準備、

早く取り掛からないとね、

描く題材は既に決まっているし、

ディランを聴きながら、

まだまだ、無謀なチャレンジは続くのだ。