これは4歳になる孫娘が描いた我が家の猫のみゅうちゃん、
なかなか味のある表現で面白い絵。
大人がこういった絵を描くとわざとらしくなりがちだけど、
やっぱり子供はすごい。
ピカソが80歳を超えて、やっと自分も子供の絵が描けるようになった、って言ったとか。
そういうこと?
いい絵を求めていくと、結局は幼児画になるんだろうか。
うまい絵って、真っ先に浮かぶのは、
スーパーリアリズムとか、写真みたい、本物そっくり
これは素人にはとっても受けがいい。
写真みたい!って褒めてもらえる。
でも、これは技術であって、芸術表現とはちと違うか。
とっても分かりやすいのだけれどね。
いろんな公募展の入賞作品とかみてると、
いわゆるヘタウマ絵というか、
幼児画みたいな絵が良く入選してるんだよね。
その辺の評価がよくわからない。
審査員の嗜好によるものも多いのだろうけど、
どこを評価したのかな、って思う、
そして、これは自分には描けないよなぁ、って思ってしまう。
美大で学んだり、デッサンの練習をしてたりするから、
見たままをキャンバスに写しとる技術はある程度身についてると思う。
そこから先、
最近、やたらと抽象画を描きたくなる、
そういう時期に来てるってことなのかな。