眠れない夜

ある程度歳をとった人ならば、

睡眠障害っていうのは、程度の差はあれど、

ありがちな悩みの種で、

そういった意味では、自分の症状も、

ありがちって言えなくもないけど、

でも、数年前、コロナが猛威を震い始めた頃に、

症状がかなり悪化して、

一睡もできない日々が何日も続いたり、

当時は、普通にサラリーマンをしていたこともあるけど、

市販の薬ではどうにもならずに、医師に相談して、

それ以来、処方された睡眠導入剤を服用したりして。

まあ、他に精神的なトラブルも抱えてて、

それも含めての、処方なんだけどさ。

 

ただ、

仕事をしているときには、

何とか寝なきゃって思いが強くて、

それがかえって症状を悪くしてた感じだけど、

でも、今も、薬を飲んでいても、

全く持って眠れない夜はあって、

でも、仕事を辞めた今は、

まあ、しょうがないか、

無理に寝なくてもな、って、

開き直るようにした、それでいいよな、

それがいい。

 

そうすると、

眠れぬ夜の読書量が

どんどん増えていくことに繋がるわけで、

本が山積み。

学生時代みたいに、

週に4~5冊は読んでる感じかな。

 

まあ、自分の場合は、

かなり偏った種類の本しか読まないけど、

でも、読みたくなる本に周期的傾向が現れるんだな、

なぜだろうか。

ハードボイルドばっかりとか、

文豪みたいな人の作品ばっかりとか、

ミステリーとかね、

歴史ものとビジネスものは読まんけどね。

 

で、今は、生ぬるい、感傷的なライトノベルばかり読んでいるわけで、

まあ、軽くて、ありがちだけど、でも、少しだけひねりを入れたお話に、

ちょっとした人生訓を散りばめて、

皆んな好きそうな話、

ちょうど良く時間を潰してくれる。

 

そういえば、

普段服用している睡眠導入剤なんだけど

ネットで調べてみると、

それほど常習性は高くないみたいなんだけど、

副作用のところに、

「悪夢」って描いてある。

そういうことか、

って、納得すること多々あり、

だから、こういった話が読みたくなるのかな、とか。