「いちご白書」

「いちご白書」って映画を初めて見たのは、自分が中学生の時で、

1975年に荒井由美さんが作った「いちご白書をもう一度」って曲がヒットして、

映画がテレビで放送されたのを見たんだと思う。

その後も何回か見てて、高校の学園祭で上映されたり、

で、その都度印象に残ってる。

 

映画は1970年制作で、自分は学生運動の世代では無いけど、

なんとなく、その時代への憧れみたいなものはあって、

中島みゆきさんの「ローリング」の歌詞にある、

「それを宝にするにはあまり遅く生まれて」ってやつ。

最近もどうしても見たくなって、

でも、Amazonで売ってるDVDって輸入物の英語版のみで、

まあそれでもいいかって、買って見てた。

 

で、去年末かな、なんと、

NHK BSで字幕付き版が放送されて、久しぶりに見返して、

感動するってものでも無いのだけれど、感じるものはたくさんあった、

録画して、今も時々見返す。

そういえば、ニールヤングを知ったのもこの映画がきっかけだったな、

映像に「Helpless」がやけに合うんだな、

「Down by the river」も印象的だった、

サントラ版のLP買って、今でも持ってる。

 

結果として何も残らなかったのかもしれないけど、

あの頃の学生たちの思いって、今の時代を見ると特にね、

込み上げるものがあるよな。

今でも「Give peace a chance」を口ずさむのは、

単に旧懐の意味だけでは無いんだよ。

 

ニューアルバム

サブスクで聞けても必要なアルバムは購入する、

そういうこと。

 

小山田壮平さんのニューアルバム。

相変わらず言葉の選び方が飛び抜けてる、

メロディ、声と相まって何か懐かしさと、

しなやかさを感じる曲たち。

 

クロマニヨンズのニューアルバム。

クロマニヨンズについて言えば、アルバムはライブの予告編みたいなもので、

アルバム発売後にいつも行われるライブツアーで曲は完成する感じ。

で、私も参加しますよ、もちろん。

 

錬金術

最近やたらと目につくNISAってやつ、

月に5万円つづ、30年間積み立てると1億円になりますよー、とか

ちょっと心が動くけど、

30年後いないしなー、

年取ってお金あってもなー、

それより今使った方がいいよなぁー、

などど考えたりして、

現代の若者の老後資金錬金術なのかな、

すでに時間がない年寄りには、短期の投資か?

そりゃリスクあるなぁ。

 

「買わずに後悔するなら、買って後悔しろ」

「買う理由が値段ならやめておけ。買わない理由が値段なら買え」

30年後じゃなくて、

今まさに、レスポールが欲しいのです。

買わないけどさ。

繋がり

新しいカメラが欲しいなぁなどと思って、

ノートパソコンで、カメラメーカーのHPを物色してたんだけど、

その後に、スマホでインスタ見てると、

カメラの宣伝がバンバン現れる。

どこで繋がってるの?

 

でも、まあ、ノートパソコンはMacBookだし、スマホiPhoneだから

そういうこともあるかもな、嫌だけど。

 

この前、ショッピングセンターで奥さんとアイスクリーム食べたら、

直後に見たインスタで、サーティワンの宣伝が現れたのは驚いたな。

最近、我が家のキッチンのガスコンロの調子が悪くて、

こりゃ買い替えか、って思ったら、

いきなりガスコンロフェアーの宣伝DMが届いたし。

これはどうやって繋がってるの?

 

どこまでが繋がっていて、

どこまでが偶然なのかが判らなくて気持ち悪いのです。

制作依頼

知り合いから絵の制作依頼が来て、

こういうのはホント困る。

知り合いだから無碍に出来ないし、

でも他人のために

書きたくもない絵を描くのは気乗りしないし、

いい絵ができちゃったりしたら、

それを渡してしまうのは惜しいし、

でも、そんなことでは売れる絵は描けないか、

などと、まあ描き始めるわけです、ぼちぼちと。

奈良美智さん

今月まで、青森県立美術館奈良美智さんの展覧会があって、

行きたいのだけど、流石に青森まで出かけるのは難しくて、

しょうがない、図録のみネットで購入。

奈良さんの作品、昔はピンと来なかったのだけど、

色々と観ていくうちに、

共感できる部分がたくさんあって、

気になる存在になった。

一番のポイントは、自分とほぼ同じ世代で、

同じようなロックを聴いて育ったことかな、

だから、作品のメッセージも、Love&Peaceで、

これは大きな共感を生む、

絵の中からロックが聞こえてくるような。

奈良さんが知れ渡ってから、似たような女の子を描く作家さんが

何人もいるけど、違うよね。

女の子の表情の奥に、伝わるものがある。

 

 

モチベーションとか

バンドでもやってれば話は違ってくるんだけど、

一人でギター弾いてると、

練習のモチベーションを維持するのが難しくて、

それが新しいギターを買う理由なんかに繋がっちゃうとキツいし、

だから、

少しでも、現場での演奏と伸び代を求めて、

細々とレッスンを続けていたりもするし、

それをネットの繋がりに求めるのもアリか。

 

まあ、これは絵だっておんなじで、

発表の場があるってことはとっても大事で、

最近はネットで発信することは容易だけど、

やっぱり生で表現出来る大きな作品の存在感とか、

公募展への応募とかでも意味あるし、

現物が一番だったりする。

それが、人とのつながりを維持するきっかけにもなるし、

孤独になりがちな作品作りだからこそ、

今更ながら、

いろんな団体にアクセスするのも意味あるよなと。

 

一歩踏み出す勇気と、

自分から発信するパワーを、

どこまで維持できるかが若さで、

モチベーションってそこからかな。

情報は発信するところに集まる、とか。