限界と苦悩と

もう少しユーモアがあって、
ブラックコメディ的な内容かと思ってたら、かなりシリアス、
で、最後に救いがあって、まあ映画的。
誇張はあるけど、このくらいの会社は実際にあるだろう。
そして、まもなく就職を控える子を持つ親としては、
複雑な思い、ではある。
 千秋君の指揮はホントにうまくなったなぁ..。
テレビドラマの延長ではあるけれど、
きちんと、音楽のすばらしさと、
表現するものの苦悩を描いているのが秀逸。
 
努力という言葉がほとんど意味をなさない芸術の世界に、
泥水を飲む覚悟で飛び込むのも、
好きだからとか、真正面から言える
そんな強さを持ちたい、ものだ。