中島みゆき

寒水魚

寒水魚

奥さんが急に、昔の中島みゆきを聞きたくなったとかいって、
TSUTAYAでまとめてドドッとCD借りてきたもんで、
なんか、家の中も、車の中も、ギターの歌も
中島みゆき
昔のアルバム改めてたくさん聞いた。
先日の山下達郎といい、ここ数日の中島みゆきといい、
今まで我が家で流れる事が無いような種類の音楽で、
子供達がちょっと驚いてるけど。
 
で、中島さんだけど、
実は自分も結構聞いてた時期があった。
ずいぶん若い頃、
いわゆる「寒水魚」を頂点とするその前後の
横綱級の名曲を連発してた時期。
ファンの間でも頂点とか言う人多いよね。
 
名曲はホントに沢山あって、
この人は、まあ、流行歌を作る人だけど、
言葉については、教科書に載るような
歴史的に有名な詩人を軽く越えてる、のだろうな、きっと。
 
そして、
自分にとって一番の曲は、
「ローリング」ってやつ。
今でも聞くと心が締め付けられてギュッとなる。
「軽く軽く傷ついてゆけ」とかさ、
「笑いながら荒野にいる」とかさ、
転がり続ける若さや、圧倒的な孤独感や絶望や、
それでも、前を向こうとする姿勢、
救われるんだ。
中島みゆき

中島みゆき