ピカソ展

stickyfingers2008-11-22

東京に出かける用事があったもので、
ついでにと一泊して、ピカソ展を見に行く。
初めての国立新美術館サントリー美術館
 
ピカソマチスは大好きな画家で、
今までも何回か大規模な展覧会は見ていて、
少し、かぶっていたかも。
会場を2つに分けたのも、ちょっと企画者の商魂が
見え隠れして何ともではある。
 
しかし、そんなことなど関係なくピカソ、である。
相変わらず迫るパワー、
そして、そのパワーの源、遍歴を重ねた数々の女性たちの肖像。
あとは、その中で模索を続ける姿が年代ごとに垣間見れて、
天才は、精神的な強さがあってこそ、なんだろうな。
 
ピカソは、ものすごい勢いで作品を作り上げるそうで、
絵の具が乾くのを待ちきれずに、
時に、何十枚の絵を同時に並行して描いていたとか。
 
自分が絵を描き始めてから見るピカソは、
今までとはまた違った視点から見えて、
新たな驚きがたくさん、 手法とかも、ね。
でも、一番感じたことは、やはり、描き続けること、の重要さ。
というか、描いて描いて描きまくる、ってことが
一番大切なこと、だと思うよ、やっぱり。
すごい刺激をもらいました。
 
土曜日だったこともあるけど
かなりの人出で、
相変わらず、誰でも知ってるピカソは、人気があるんだねぇ。