言葉をためて

これはちょっと身につまされる内容だ。ビタミンF (新潮文庫)
読みやすい文章が続くのだが、読後感に残るものがすっきりとしないというか。
そのままテレビドラマになりそうな内容だからかな。
若い人や、最近のお父さんには受けるかも知れないけど。
 
こちらは、久しぶりに推理もの。99%の誘拐 (講談社文庫)
導入部が面白くてわくわくしながら読み進めたのだけど、
肝心のコンピューターを使った誘拐場面になって、ちょっとがっかり。
やっぱり、ハイテクものって、陳腐化してしまう速度が早すぎるよな。
当時に読んでいれば面白かったのか、それも微妙だが。