風に立つ

圧倒的な絶望の前では
音楽なんて何の役にも立たないことは知ってる。
今の自分の立場だから言えるって事も分かる。
それでも、
賞賛せずにはいられない、
シンディ・ローパー
3月11日の、その日に日本に降り立ったシンディが
直後のライブで伝えた事、
本当に、たくさんの人の心に刻み込まれた事、
自分が、授かった才能を、天職として、
どんな時でも、全うしようとするその姿勢は
日本のミュージシャンには全く無いもの。
 

Memphis Blues

Memphis Blues

そのシンディに敬意を表して最新アルバムを購入。
ブルースのカバー集で、もともと興味があった1枚でもあったし、
今度、来日した際にはライブに行くだろう、絶対に。
 
そう、
そのライブなんだけど、
海外アーティストの、
ただでさえ、ここ最近の日本では観客が集まらなくて、
アジアツアーなのに日本飛ばし、
で、この大災害で、
ますます、その傾向が強くなっているそう。
 
日本の音楽シーンで、洋楽の占める割合が、
世界の音楽シーンで、日本市場の意味が
残念ながら、ますます小さくなってく、
それでいいのかい?