思えば、ストーンズを聞き始めてどれくらいたったのだろう。
高校生の頃はフォークソング少年だったから、
いわゆる筋金入りのファンとは違って聞き始めはそれほど昔ではない。
それでも、もう30年近くにはなる。
まあ彼らのキャリアの半分くらいのひよっこだ。
昔からのファンにとっては、ストーンズが日本にやってくるなんていうのは、
何度も裏切られた約束みたいなもんで、もはや夢物語か冗談みたいなものだった。
でも、それ故に、マニアックにのめり込んでいった人も多いみたいだ。
その後、日本で、彼らのコンサートを何回見ただろう。
すぐには思い出せないくらい。
その度に、打ちのめされて、なかなか元には戻れなかった。
ロックはクスリ。
今度もまた、いつものフレーズがでたら、
きっと泣いてしまうだろう。
でも、まだまだだ。
転がり続けるって決めたからな。
