「半島を出よ」を上巻だけ読み終えたまま止まってしまっていて、
間になぜか短編を読む。
これは、らしいというか、村上龍にしか書けない世界だな。
なんか、世の中全てがちっぽけに見えてしまうような
希望の無い状況で、現実感がありありなのだが、
それでいてどこにもありえないような虚空な世界。
こちらはタイトルに惹かれて購入。
内容は、この手の本にありがちな堂々巡りのたいくつな考え。
初めは興味深く読むだろうけど、子供に最後まで読めというのも難しいか。
何かのきっかになればいいけど、といった感じの本。